ブロックチェーン・仮想通貨
の今を知る一冊
「インターネット以来の発明」と呼ばれるブロックチェーン。
産業への応用範囲は広く、仮想通貨や決済など金融だけではなく、
物流や流通、サプライチェーン、公共事業、コンテンツ、
IoTなどデータビジネスなど潜在的市場規模は67兆円(経済産業省、2016年)と言われています。
一方で、領域が広いために、ブロックチェーンの最新技術、消費者・事業者や各国の動向、
法規制の現状、各産業でのユースケース(事例)の全体像を把握するのはむずかしいのが現状です。
本書はその課題を解決するために、重要な情報やデータを網羅的にまとめました。
経営企画、リサーチ、新規事業―あらゆるブロックチェーンビジネスに関わる方々、必携の一冊です。
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基礎知識1
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・用語解説
仮想通貨・ICO・STOなどに関する最新キーワードの解説
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・各国の動向
中央銀行など仮想通貨への各国の規制動向を整理
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・法律・税務・会計面での整理
法律・税務・会計面における仮想通貨・ICOの取扱いを整理
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アンケート2
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・消費者アンケート
約2000人超の一般消費者に対するアンケートの実施
仮想通貨・ブロックチェーンに対する認知や利用状況等を調査 -
・事業者アンケート
約60社の事業者に対するアンケートの実施
ブロックチェーン事業に対する実情や課題を調査 -
・交換業者アンケート
複数の仮想通貨交換業者に対するアンケートの実施
システム管理・マーケティング・サポート体制などの現状を調査
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豊富な事例3
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・国内外企業・サービス事例
約150以上の国内外の企業サービス事例を整理
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・仮想通貨・プロトコル事例
約30の仮想通貨・プロトコルの事例を解説
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・ICO/STOプロジェクト事例
約50のICO/STOプロジェクト事例を紹介
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識者の声──
坂井 豊貴氏(慶應義塾大学経済学部教授)
「噴火寸前のマグマの記録」
ブロックチェーンは社会を横断する技術なので、いま何が起きているのか、総体を理解するのはとても難しい。本書は散逸しがちな重要な情報をまとめあげ、その総体を手際よく眼前に示してくれる。産業の現状から、法制度や会計、国際比較まで、この一冊で概要が分かるのはありがたいことだ。私は本書を読んで、噴火する寸前のマグマの記録のように感じた。未来の段階では第一級の歴史資料になっているだろう。
國光 宏尚氏(gumi 代表取締役会長)
「可能性を信じるすべての人必読の書」
仮想通貨バブルの崩壊以後、国内からグローバルNo.1のブロックチェーンゲームが誕生するなどスタートアップを中心にブロックチェーン市場が急速に立ち上がっている。本書は、ユーザ・事業者動向を最新の事例をもとに紹介しており、急速に変化するブロックチェーン市場にキャッチアップするための良書となっている。ブロックチェーンビジネスの可能性を信じるすべての者必読の一冊!
渡辺 大和氏(電通イノベーション・イニシアティブ プロデューサー)
「情報収集の効率が格段に上がる」
ブロックチェーンに限らず、世の中に新しく現れた技術領域においては、ビジネス検討メンバー間で認識しているファクトにばらつきがあったり、そもそもの領域知見が曖昧・不十分なまま事業上重要な意思決定が進んだりしがちです。しかし、こうした白書の存在があれば、検討メンバー全体の認識レベルを高次にそろえることができるため、大変ありがたいと思いました。特に学びになった点としては、主要な国内外VC・ファンドの投資先やジャンル別のブロックチェーン事業者が国内外合わせて網羅的にまとまっている点です。具体的には、各国のレギュレーション関連情報の詳細が、日本語で網羅的にまとまっている点が挙げられます。ほかにも周囲のステークホルダー、決裁者を巻き込むための後押しとなるような事例が満載です。目指す事業の方向性と合致した事例の研究により、事前の情報収集フェーズの効率が格段に上がると思います。